Message from CEO

CEOのメッセージ

A Ai Matsuura

松浦 愛

こちらのページへご訪問いただきありがとうございます。

IN YOUという会社の創業直前までは、私は週末に趣味で編集やライティングを行うIN YOU journalのWEBマガジン”エディター”でした。

当時、オーガニック関連の仕事がまさか本業になるとは思っていなかったのですが、そんなことよりも、私にとっては「発信」の一つ一つ、その全てが新鮮で素晴らしい体験でしたし、オンラインを通じた発信によって、多くの人の行動に変化をもたらせることに純粋に大きなやりがいを感じていました。

大学卒業後、関西から東京に上京し就職したものの、理想と現実のギャップに打ちひしがれ、この先の人生についてしばらく考えていた時期がありました。

当時は自分の未来が見えず、将来にも全く希望を持つことができませんでした。

ふと、周囲の方々を見ると、不健康な習慣や食生活によって重篤な症状を患い闘病生活を送っていたり、両親と同年代の知人がガンで手術をしたり、あるいは同級生が病気で突然亡くなったりと、偶然にも同時期に健康面で問題を抱える知人友人が周囲に多い事に気付きます。

このような偶然が重なり、「生きることそのもの」そして「健やかに人生を全うすることの価値」について20代前半に深く考えさせられた経験が、私の原体験の中にあります。

上記のような思いがあり、当時ジャンクフードまみれの生活をしていた私は「明日は我が身」という危機感、そして「食習慣や生活の改善によって、人は本質的な人生を送ることができるのだろうか?」という純粋な興味本位から、見よう見まねでヴィーガンダイエットやマクロビオティック、ローフード、オーガニック食品など、主に海外を中心に広まったありとあらゆる健康法を自分で実験的に数年間、試してみたのです。

数々の健康食の中でも、オーガニックフードをベースにしたいわゆる「いいところどり」と言った、最新エビデンスに基づく健康的な食事を取り入れることで、私の心身は見違えるように変わったことを実感し、趣味の延長で同じ趣向の方々を集めたイベントを開催するようになったのです。

ですが、実は数年前までは国内でマクロビオティックやオーガニック、ヴィーガンなどというと、現在よりさらにニッチな領域として位置付けられていました。

今や、世界では大量生産型の畜産業における環境負荷の高さなどから肉食中心の食品市場の限界を悟った実業家や投資家達が未来に向けて「ヴィーガン・ビジネス」に乗り出すほどの市場規模に発展しており、日本でも数千億円のマーケットとして注目されており、海外著名人やセレブ、有名ミュージシャンなども自身がヴィーガンであることを公言する人も目立ってきていますが、当時は「特殊な趣向の人がやるもの」として大衆から「煙たがられる」異質な存在だったのです。

私自身、いち消費者という立場にありながらも、余暇にオンラインを通じて実体験を多くの人にシェアしたいという熱意から、公の場で発信を行うようになりました。すると、次第に数々のオーディエンスからコメントやメッセージなどの反響をいただけるようになっていきました。

そこで私は「ニーズはあるものの、まだまだ情報やサービスが足りていない領域だ」と確信したのです。

オーガニックやサスティナビリティなどというワードがあまり注目されておらず、身近な人や大衆からも「全く理解されない」という数知れぬ苦労もありましたが、私自身が単純にライフワークとして愛せる分野であった事に加え、このマーケットの成長ポテンシャルを確信し、創業に至ります。これが、IN YOUという会社の設立背景です。

限定した食事法ノウハウや商品に関する発信だけだと、リーチできる人数に限りが出てきてしまい、私自身が”創りたい世界”を実現できないと感じたため、より広いターゲットへとリーチするためにオーガニックというマーケットに活動の場を広げ、また「全ての人にオーガニックな暮らしを」というスローガンを掲げ、現在に至ります。

IN YOUは、東京発のベンチャー企業ですが、いかなる時代においても固定概念にとらわれる事なく常にチャレンジする精神を忘れません。私たちは日本を代表するオーガニック企業として、ひいては世界にインパクトを与えられるリーディングカンパニーに成長すべくこれからも邁進してまいります。

全ての人にオーガニックな暮らしを
自分から始めるオーガニック革命

Organic life for everyone.
The organic revolution starts within yourself.

スローガンの意味

全ての人にオーガニックな暮らしを。
これはIN YOUが考える理想の世界です。

”オーガニック”とは限られた人のための「特別なもの」ではありません。本来はこの地球に生きる全ての生き物、人類が平等に受け取れるはずの自然からの恩恵です。

一人一人が本気で本質的に生きることを望み、意識を変革し、行動を変える事で”オーガニックな暮らし”を実現することができると私たちは信じています。

ですが、多くの人が「そういう理想的な世界になるのを黙って何もせず待っている。」それだけではそのような世界になる日は、きっときません。

IN YOU創業以来、「消費者から世の中を変える」をコンセプトに事業活動を行なってまいりました。

自分一人が変わっても何も始まらない
他の人がやっていないから、自分もやらない
自分からは行動しない、意見しない

このような悪しき行動パターンは、日本特有の「協調性」が悪い方に出た結果のようにも思いますが他責的な考え方では決して、現状を改善する事も、新しい事に挑戦する事も、できません。

私たちが展開するオーガニックマーケットプレイスIN YOU MARKETでも「買い物は投票」という言葉を発信し、私たちに投票したいと思ってくださったお客様にお買い物を楽しんでいただいており、事あるごとに「自分から始める事の必要性」を発信してきました。

EUなどでは国民一人一人の力は非常に強く、消費者が一致団結して反対運動を起こすなどということは長きにわたり行われてきました。このような活動によって企業や国が少しずつ変わっていくことは珍しくありません。

近年、SNSの流行により一部の個人の力が、企業の力を上回るほど力を持つようになってきましたが、そうした事例から見ても、例え個人でも計り知れない影響力を持ち得ると私たちは考えています。

そこで、すでに大きなスローガンは創業時から掲げていますが、よりお客様へ「インパクトのある強いメッセージを」という事で、こちらの自分から始めるオーガニック革命というサブスローガンを2021年に、作成いたしました。

代表はじめ、IN YOU社員メンバー全員から意見を募り、最も今の自分たちの目指すビジョンにフィットした言葉を新たに掲げた理由は2つあります。

文字通り「自分の力を信じて今すぐ思考と行動を変える事でオーガニックな世界を実現するべく”革命を起こしていこう”」というメッセージはもちろんのこと、お客様のことを第一に考える私たちが「消費者から投票され続ける会社」をお客様とともに創っていきたい、という思いをスローガンに込めたかったのです。